蚊に刺されると刺された箇所が膨らみ、かゆくなります。
蚊に刺された時のかゆみの原因は、蚊が血を吸う時に、針と一緒に皮膚に入れる唾液の成分に対してアレルギー反応を起こすからだと言われています。
今回は、よく耳にする蚊に刺された時のいろんな対処法についてまとめました!
目次
よく聞く「蚊に刺された場合の対処法」
・「石けんで洗う」説
蚊に刺された時には、まずはかゆみを止めることが重要ですよね。
かゆみの原因は蚊の唾液の成分です。なので皮膚に付着している唾液を洗い流すことが肝心なのだとか。
また蚊の唾液は酸性なので、アルカリ性の石けんを使って洗えば中和するそうです。
・「アロエを塗る」説
アロエには炎症を抑える作用と、毒を中和する作用があると言われています。アロエのトゲを取り、すりおろして患部に塗るといいそうです。
ガーゼに染み込ませて当てると効率的になるし小麦粉と混ぜると軟膏にも。
・「塩を塗る」説
塩を患部に塗り、軽く揉むと浸透圧で蚊の唾液成分が体からしみ出すんだとか。刺された箇所が狭い場合は指先でこするだけでも。
・「セロテープを貼ってかゆみを止める?!」説
セロテープを患部に貼れば、毛細血管が圧迫され、血液の循環も抑え、かゆみを抑えることができるそうな。
方法は、本当にセロテープを患部に貼り付けるだけ。これで瞬時にかゆみが止まる人もいるらしい。
蚊に刺された場合は刺された箇所を冷やす?それとも温める?
上記以外にも冷やす、まはた温めることで、かゆみや腫れがひくと言われています。
冷やすか温めるかどっち?!かといえばどちらも正解で、症状の抑え方がそれぞれ違うだけで、どちらも効果的だと言えるでしょう。
・冷やす
刺された箇所を冷やすことによって、かゆみを麻痺させて抑えることができます。よほど重篤な蚊アレルギーやかぶれでもない限り、かゆみを抑えるだけでほとんどは問題ないでしょう。
冷やすのは冷えた水、または保冷パックや氷を巻いたタオルなど、手近にある物で大丈夫なので、誰でもできますよね。水は蚊の唾液も洗い流せるので一石二鳥です!
・温める
刺された箇所を温めることで、蚊の唾液成分に含まれているたんぱく質を壊すことによってかゆみを抑えるという原理だそうです。
また蚊に刺されると、血流も早くなるので、熱湯に浸けることによって血流を鎮めてかゆみを抑えるという効果もあるんだとか。
温め方は、40℃から50℃位の熱湯に約15秒つけるだけ。とは言え40℃を超えると人によって温度の感じ方も違うので、じぶんにいい加減で調整しましょう。
手近なところだと、温めたおしぼりなどを当てる方法が良いですね。くれぐれも火傷には注意してください。
これさえしなければ一番かゆみが収まる!?
そう、それは「かかない!」というだけです。
身体のどこかがかゆくなって、始めて蚊に刺されたと気づく場合は少なくありません。しかしこの時に、とりあえず掻いたり、膨らみを確認したりして肌を刺激する行為を我慢してください。掻いたりすることで、蚊の唾液成分が広がり、かゆい部分も広がっていきます。
もし、蚊に刺されそうなシチュエーションで、
「もしかして蚊にかまれたかも?」
と、無性にどこかがかゆくなったら、とりあえず我慢してできるだけ触らないようにしましょう。痒みの峠を越えると、すっとかゆみが収まります。
かゆみが続くこともなければぶり返すこともなし!?
子供の頃蚊に刺された時、「傷になるから掻かんと叩いとき!」と親によく言われてましたが、叩いても叩いてもずっとかゆみが続きます。そして結局掻いてしまう。しばらく掻くと痒みが引いた気がしますが、またしばらくするとかゆみがぶり返し、次の日もまだ痒い!という感じでした。
ですが、かきさえしなければ、かゆみが続くこともないし、ぶり返すこともなく、その日のうちにかゆみとおさらばできます。
気が付けばかきむしっていた、ということもありますが、それでも、蚊に刺された事に気づいた時点で、ぐっと掻くことを我慢してみましょう。少しでも早く我慢すれば、その分かゆみが収まるのも早いです。
まずは、上記のかゆみや炎症を抑える説を試してみましょう。
旬子流!どこでもできる痒み我慢法!
蚊に刺されたと気付いた時、水などが近くにあれば少し水を患部につける事で痒み我慢しやすくなります。屋外にいる時なら、ちょっと指に唾液を付けて、その唾液を患部につけたりもします。よく分かりませんが、何もしないよりはその方が我慢できるので、少し消毒できてるのかな?と勝手に思っています。
※この方法が効かない場合もあり・・・田舎のとある場所によく行くのですが、そこの蚊だけにはこの方法がどうしても通用しない!我慢しても我慢しても次の日も痒い!どうしうもなく強大な威力を持つ蚊もいるらしい。
まずは蚊に刺されないように予防することが肝心!
蚊に刺されてかゆい思いをする前に、蚊に刺されないようにする予防対策も重要ですね。蚊取り線香以外にも、こんなに蚊の対策ができます。
- 長袖、長ズボン、ロングスカートを着る
アウトドア、野外での作業は肌の露出を少なくしましょう。暑い時はこまめな水分補給と木陰での休憩を。 - 虫除けスプレーを振っておく
夏場に長袖が難しい子供などは、露出部分に虫除けスプレーをします。汗で流れてしまうので、適時ふりかけましょう。 - 少し離れた場所にビールやソーダなどを置いておく
蚊は二酸化炭素を発する場所に寄る習性があるようです。ビールやソーダ水などの炭酸飲料も効果的だそうなので、バーベキュー時など、飲み残しを利用すると良いでしょう。 - 扇風機をつける
扇風機の風に蚊は吹き飛ばされてしまうので、扇風機の近くにいれば蚊は寄って来れませんね。
まとめ
蚊に刺されそうな場所にお出かけするときは、まずは予防が肝心!ですが予防しても、100%蚊に刺されないわけではありません。
もし蚊に刺された時には、痒みを抑える方法や対処法を試してみましょう!
子供さんの場合はかゆみを我慢するのは難しいですよね。小さい子だと、どうしようもないかゆみにぐずったりすることもあるでしょう。
そのような時には、手近にあるもので温めたり冷やしたり、また洗い流したりするなどでかゆみを抑えてあげるだけでも大分楽になることでしょう。