今や、お家でアイスが簡単にできちゃう時代です。アイスクリームメーカーがあれば、無添加のおいしいアイスクリームが作れちゃうので、アイス大好きなお子さんがいるご家庭には特におすすめです。
しかも、レシピ次第ではお店のようなアイスも出来るから、アイスクリームパーティーなんかも開けちゃいます。
話題となり更に人気に火がついたアイスクリームメーカーですが、現在はいろいろなメーカーから発売されて値段もピンキリです。今回はおすすめののアイスクリームメーカーの種類や、その活用法についてまとめてみました。
目次
アイス好き、小さなお子さんがいる家庭にはおすすめなワケ
アイスクリームメーカーは、その名の通り自宅でアイスクリームが簡単にできる家電です。
今の時代、アイスクリームはコンビニやスーパーへ行けば簡単に、しかも安価で食べることができますね。有名メーカーのアイスクリームだって、高くても300円から500円程度です。
しかし、市販のアイスクリームには防腐剤などの添加物が大量に入っています。特にアイスクリームの1種であるラクトアイスは、乳脂肪の代わりにトランス脂肪酸がたっぷりの植物油を使用しています。
トランス脂肪酸とは心筋梗塞やアトピー性皮膚炎などを引き起こす危険な油とも言われています。安価で美味しく、子供が喜ぶからと言って、危険かと思われる食品を食べさせる訳にはいきませんね。
また砂糖を少なめにしたり、生クリームの代わりに豆乳を使ったりするなどの工夫をすれば、ヘルシーなアイスクリームもできますし、アレルゲンを除去したアイスクリームもできるので、アイスは好きだけど、ダイエットやアレルギーのために我慢してきたという人にもおすすめです。
アイスクリームメーカーでアイスクリームができる仕組みとは?
アイスクリームメーカーは、アイスクリームの材料である生乳、卵、砂糖を空気と一緒に混ぜながら冷やしていくことで、アイスクリームが出来上がります。
アイスクリームはこの空気の多さが決め手。空気が少ないアイスクリームは舌触りが良くありません。
アイスクリームメーカーなら、材料をしっかりと空気を混ぜながら撹拌し、しかも適切な温度を保つことができるのでお店のような美味しいアイスクリームができるのです。
アイスクリームメーカーの種類は大きく分けて3種類
アイスクリームメーカーには大きく分けて、
- 冷凍庫で予備冷凍した保冷ポットを使って作るタイプ
- 予備冷凍不要、電池式で冷凍庫で冷やしながら作るタイプ
- コンプレッサーという冷却装置のあるタイプ
この3つの種類に分ける事ができます。それぞれの違いと特徴は以下の通りです。
①冷凍庫で予備冷凍が必要なタイプ
材料を入れる保冷ポットを、1日~半日間冷凍庫で凍らせる必要があります。凍らせた保冷ポットに冷蔵庫で冷やしておいた生乳や卵を入れ、機械に入れれば30分ほとでアイスクリームが出来上がります。価格もお手頃で手軽に始められるので、人気が高いです。
②予備冷凍不要で冷やしながら作るタイプ
電池式のアイスクリームメーカー。予備冷凍は不要で、材料を入れたらスイッチを入れて冷凍室に入れます。冷凍室で冷やしながら自動でかくはんし、約3時間後に出来上がりです。出来上がりまでの時間は①よりかかりますが、予備冷凍が不必要なので、作ろうと思いたったらすぐ取り掛かれるというメリットがあります。値段も①のタイプとあまり変わりません。
③コンプレッサーという冷却装置のあるタイプ
コンプレッサーが内蔵されているタイプは、予備冷凍も不要で、短時間で出来上がります。材料を入れてスイッチを押すと自動で冷やしながらかくはんし、40分ほどでアイスクリームの出来上がりです。①と②のいい所どりのアイスクリームメーカーですが、その分価格も高いですし、本体も大きめ。このタイプの多くが輸入品なのでアメリカサイズという感じですね。
おすすめアイスクリームメーカー
アイスクリームメーカーも、今では値段もピンキリ。手頃な値段でも使える物もたくさんあります。※価格は時期や販売店により変動します。
貝印アイスクリームメーカーDL0272
タイプ:①(保冷ポットの冷却=10~18時間)
ポット容量:1L
仕上がり時間:20分
商品サイズ:205×215×238mm
調理器具でお馴染みの貝印から、手頃で使いやすいアイスクリームメーカーが発売されています。予備冷凍は10時間以上必要ですが、機械にセットしてアイスクリームができるまでは20分程度。
もちろんレーズンやナッツを入れても大丈夫。安心安全の国内メーカーで、最大1リットルのアイスクリームができるのも嬉しいですね。難点は大容量のアイスクリームが作れる分、冷凍庫に入れるにはそれなりのスペースが必要だということです。
アイリスオーヤマ アイスクリームメーカー ICM01-VM
タイプ:①(保冷ポットの冷却=8時間以上)
ポット容量:500ml
仕上がり時間:20分
商品サイズ:146×146×162mm
仕様は上記の貝印とほとんど変わりませんが、違うのはサイズ。コンパクトサイズなので、冷凍庫にスペースがあまりないという方はこちらの方がおすすめです。1回で作れるのは1人~2人分が目安です。
クッキングガイド付きで、アイスクリームの他、イタリアンジェラートやシャーベットなども楽しめます。何よりお値段が安いので、アイスクリームメーカー初心者でも始められやすいですね。
ICE CREAM MAKER アイスクリーム三昧
タイプ:②(単三乾電池×4本)
ポット容量:500ml×2
仕上がり時間:2~3時間
商品サイズ:230×125×100mm
電池式で動き、材料を入れて冷凍庫に入れて3時間ほどで完成です。またポットが2つあるので、2種類のアイスクリームができます。
値段はお安いですが、防水でなく片付けが苦労するという口コミもあります。子供と一緒に楽しめるおもちゃ風アイスクリームメーカーという印象ありです。
パナソニック コードレスアイスクリームメーカー
タイプ:②(リチウム電池×2本)
製造容量:200ml-500ml/回
仕上がり時間:約3時間
商品サイズ:直径167×高さ135mm
こちらも予備冷凍なしで最大でおよそ500ccのアイスクリームが作れます。コンパクトで冷凍庫にすっぽり収まるのがいいですね。日本国内でも信頼のパナソニックなのも人気の1つ。
難点は使用する電池が使い捨て式のリチウムイオン電池でなければいけないこと。この使い捨てのリチウムイオン電池(2本で600円程度)をアイスクリームメーカーで使う時場合の、寿命の目安は約25回です。
Cuisinart(クイジナート) アイスクリーム・ジェラートメーカー ICE-100
タイプ:③
ポット容量:1.4L
仕上がり時間:30~60分
商品サイズ:約47×35×29cm 重さ: 14Kg
コンプレッサー付きとあって、サイズもかなり大きく高額ですが、思い立ったらすぐおいしいアイスが作れます。電源プラグが米国使用なので、購入する際は3Pから2Pへの変換プラグを合わせて購入することをお忘れなく。(販売元によっては付属している場合があるので要確認)
【番外編】 ドール デザートメーカーヨナナス
オレンジやバナナ、パイナップルなどの果物で有名なドール(Dole)から販売されていて、果物の美味しさをそのままアイスにできるというデザートメーカー。アイスクリームでもジェラートでもないのですが、冷たくて新しい食感は暑い夏にぴったりです。
100%果物のみを使い、卵や牛乳などは一切不要。卵や牛乳のアレルギーのある人でも安心して食べることができます。果物だけではなく、野菜でも作ることができるのでダイエット中でも安心ですね。
他にも業務用や、海外直輸入のアイスクリームメーカーはいろいろあります。アイスクリームは暑い夏だけではなく、冬に食べても美味しいですね。1台持っていても損はないと思います。
アレンジレシピで楽しくおいしく!
アイスクリームメーカーを買えば、大抵はレシピが付いています。さらにもっとこだわったアイスクリームや、ダイエット中、アレルギーでも大丈夫なアイスクリームを作りたいなんて時は、レシピを参考にしましょう。
豆乳アイス
普段使っているアイスクリームのレシピの牛乳または生クリームを豆乳に置き換えて作るだけでできます。
牛乳アレルギーの方にも安心ですね。
卵アレルギーの方は、さらに卵を抜いて作ってもできます。
米粉を入れるとなめらかになりますよ。
砂糖もパルスイートで代用すれば、さらにカロリーカットでヘルシーに。カロリーカットした分、チョコやナッツもふんだんに使えますね。
トッピング次第でお店のようなアイスクリームに
アイスクリームメーカーは、バニラの他、チョコやラムレーズン、ストロベリーなど色々なフレーバーも楽しむことができます。もっとおしゃれに、お店のようなアイスにしたい!という人はトッピングにこだわりましょう。
ナッツ類やハチミツ、またはメイプルシロップがあるだけでオシャレ度はぐんと上がります。凍らせたベリーとミントを飾ってもいいですね。溶かしたチョコレートにココナッツオイルを混ぜてアイスにかければ、ヘルシーチョコソースにもなります。