目の疲れを感じる事はありませんか?
よく言われる症状としては、目がショボショボする、ピントが合いにくい、異物感がある、目の周りの皮膚が軽く痙攣する、奥がギュッと痛むなどがあります。
たかが目の疲れとほおっておくと、眼精疲労を引き起こし、目以外にも不快な症状を及ぼすこともあります。ですので、目の疲れを感じたら早めに対策しましょう。
今回は、目の疲れに効くツボや目薬、サプリなど、効果的と言われる対策方法についてまとめました。
目次
まず、目の疲れの原因は?
現代人の多くの人が目の疲れ、肩こり、頭痛に日々悩まされていますよね。その原因として、パソコンやスマートフォンなどといった電子機器の使用が考えられます。
これらの文明の利器、パソコンやスマートフォン、ゲーム機器にはLED照明が多く使われており、LEDから発せらせる光はブルーライトと呼ばれている非常に強い光です。
現代日本、パソコンやスマートフォンは仕事から日常生活にまでなくてはならないツールとなりました。娯楽においても、パソコンやスマートフォンだけではなく、携帯ゲーム機器、またはテレビなどのメディアは大人から子供まで手放せない、という人も多いでしょう。
つまり現代日本は老若男女ブルーライトを常に浴びている状態と言えます。ブルーライトを長時間浴びると、目の疲れや肩こり、疲労感を強く感じることがあります。
また画面を長時間眺めていると、まばたきの回数が減り、目が乾燥してしまい、目がゴロゴロしたりと不快感を及ぼします。いわゆるドライアイという症状ですね。目が乾燥するのも、目の疲れの原因の1つです。
ブルーライトはなぜ目を疲れさせる?
紫外線に近い波長の光なので、紫外線を浴びた時とほぼ同じ状態になる訳です。そうなると室内にいてもメラニン色素の生成が促進され、日焼けや肌の老化へと繋がります。
さらに目と目の奥の脳までブルーライトは届き、網膜を傷つけ、脳内で生成されるセロトニンやドーパミンといった覚醒作用のあるホルモンを刺激します。
ブルーライトが体に及ぼす影響は科学的にも証明されており、厚生労働省や各医療関係の団体からも、パソコンやスマートフォンを1時間程度見た後は、15分ほどの休憩することが望ましいと広報しています。
目の疲れがひどくなると…
目がチラチラしたり、ぼやけたり、目の奥が痛みだした場合は、角膜や眼の周囲の筋肉がブルーライトの強い光によって緊張してしまうことで起きます。この状態を眼精疲労と言いますね。
眼精疲労は、目がかすむ、ちらつくだけではなく、頭痛、肩こりをも引き起こします。眼精疲労はそのままにしておくと、他の目の病気にもかかりやすくなるので、疲れ目を感じたら早めに対処するようにしましょう。
もし長時間パソコンやスマートフォンを見ている時に、これらの症状が現れた場合は、すぐに画面から目を話し、目を休める、目薬をさすなどの対策をしたほうがいいでしょう。
ブルーベリーサプリで目も体も健康に!
ブルーベリーの種類
ブルーベリーにはいくつかの種類がありますが、目の疲れに効果があると言われているブルーベリーと言えば野生種のビルベリーです。ブルーベリーの種類には、栽培種のものと野生種のものがあります。
では、なぜ野生種の種類ビルベリーが目の疲れに良いのでしょうか?それは、含まれているアントシアニンの量が断然違うからです。これは、日照時間が長い夏の間に、果実を紫外線から守るために、紫の色素が増えることから、アントシアニンの量も増えるためだそうです。
アントシアニンの効果
目の疲れは目の血流が障害されている状態です。この血流障害にもブルーベリーのアントシアニンは効果が高いとされています。
また、アントシアニンには、高い抗酸化作用があり、カラダを錆びつかせる原因となっている体内の活性酸素を除去してくれる働きを持っています。つまり、目だけでなく全身の健康に役立つということですね。
ヨーロッパでは、このブルーベリーは、医薬品として認可されています。そんなブルーベリーを手軽に摂取できる方法として人気なのがサプリですね。
目の疲れにおすすめのサプリ
目の疲れ対策として摂るのであれば、「目の疲労感を緩和してくれる」などが明記された、機能性表示食品以上のものを摂るようにするのがオススメです。
旬子が飲んでいるのはこれ!
ブルーベリーだけでなく、光の刺激から目を守るといわれるルテインも配合されている機能性表示食品。「目の疲労感を改善」「目の健康を守る」という機能性表示がされています。
目の疲れに効く目薬の選び方とおすすめ目薬
目の疲れを感じた時、すぐできる対策として目薬が有効です。パッケージに「眼精疲労」「目の疲れに」などが書かれている目薬を選ぶと良いですね。
目が乾く場合は「ドライアイに」「目の乾きに」、目がかすむ人は「目のかすみに」など症状が書かれた目薬が特に有効です。不安な場合は薬局の薬剤師さんに尋ねましょう。
・ソフトサンティア
人の涙に近い人工涙液を使った目薬。防腐剤は使われていません。
・ロートソフトワン点眼液
こちらも防腐剤無添加。そのため1週間で使い切れる容量です。しみないので強い刺激が苦手な人におすすめ。
・ロートデジアイ
デジアイの名前の通り、デジタル機器で疲れた目を癒やしてくれます。活性型ビタミンBは、角膜の保護にも効果があります。
目に疲れは温めるといい?
目が疲れてきたな、と思っても目薬がない時は、目を温めると効果的。温めることによって、目の周りの筋肉がほぐれ、血行が良くなります。
また涙腺(マイボーム腺)に詰まった油も溶け、ドライアイの緩和に繋がります。ただし目の周囲に炎症がある、目が痛い、充血している場合は悪化する場合がありますので、これらの症状がある時は温めないでください。
温め方
- 水を絞ったタオルを電子レンジで1分ほど温める
- 目の上に乗せる
- じっくりと温める
目の疲れには冷やしてもいい?
目の疲れには、冷やしても効果があります。温める方法とは逆に、目の周りの筋肉を冷やすことによって緊張させることで目の疲れを取ります。冷やす場合は、目の炎症や充血があっても悪化しません。
冷やし方は氷水で絞ったタオルを目に当てます。水で絞ったタオルを冷蔵庫に入れておいても。クールアイマスクもおすすめです。
目の疲れに効果的なツボは?
目の周りには目の疲れを取るつぼがあります。つぼを的確に数回押すだけでも良いのですが、場所がよくわからない場合は、目の周りをマッサージする感じだけでも大丈夫。
筋肉をほぐし、血行を良くする感覚でつぼやマッサージをしてみましょう。
日常生活でできる疲れ目対策
不快感やドライアイを抑えるためには、目を疲れさせないことも大切です。仕事でパソコンを使う場合は、適度に休憩を取る、目を休める対策を取るなどをしましょう。
仕事ではない時も使う時間を決めて、ダラダラといじることは避けましょう。
姿勢も重要です。前かがみになってパソコンやスマートフォンを操作していたりすると、姿勢も悪くなるだけではなく、目も疲れやすくなります。体に負担のない姿勢で。
目の疲れは目の酷使からくるものですが、大半はパソコンやスマートフォンから離れ、目を休めると症状は随分軽くなります。
目を温めたり、マッサージしたりなど対策をしつつ、一晩眠ってもまだ強い痛みや不快感、ひどい乾燥が続くという場合は早めに眼科を受診しましょう。