パーティーの手土産や贈り物にも喜ばれるシャンパン。お酒が苦手だけど、飲み会で少しはお酒を飲みたい、おしゃれなお酒を飲んでみたい!という時にはシャンパンがおすすめです。女子会やクリスマスパーティーなどにもよく用いられるシャンパンですが、中でも、飲みやすい甘口のシャンパンが人気ですね。
色も綺麗でグラスに映えるので、テーブルが一気に大人の雰囲気に。なにより炭酸の爽やかさが飲みやすさを手伝ってくれます。甘口のシャンパンなら、お酒にそれほど強くない人でもすっと喉を通ることでしょう。
クリスマスも近いという事で今回は、シャンパンの選び方から、飲みやすくておすすめの甘口シャンパンまで、じっくり調査してみました。
目次
シャンパンの選び方
シャンパンにも様々な種類がありますね。価格だけで選んでも選択肢はかなり多く、迷ってしまうことも。
今回のテーマは甘口で飲みやすいシャンパン。
シャンパンは現在辛口が主流で、甘口の流通はそれほど多くはありません。1000円以下で売られているとすれば、スパークリングワインであることが考えられます。
スパークリングワインでも良いなら問題はありませんが、あくまでシャンパンにこだわるなら、スパークリングワインではなく「シャンパン」であることをしっかりと確認した上で購入しましょう。
1.シャンパンとスパークリングワインの違い
シャンパンはスパークリングワインの1種です。スパークリングワインの中でもフランスのシャンパーニュ地方で作られたお酒だけがシャンパンと呼ばれるのだとか。
さらには原料のぶどうの品種も限られており、ピノ・ノワール、ムニエ、シャルドネのみがシャンパンの原料として認められいて、その他の地方やぶどうで作られたスパークリングワインをシャンパンと称することは、フランスの法律では禁じられているそうです。
「イタリア産のシャンパンありますか?」
なんて訊いたら大恥なんですね。
また、醸造期間などの制限もあり、これらの条件を満たして品質検査に合格したシャンパンのみ「Champagne」「CHAMPAGNE」と表示されていて、この表記がないシャンパンは本物のシャンパンとは言えないんだとか。
もし購入時にラベルを確認できるなら、まずは「CHAMPAGNE」の文字を探しましょう。
2.シャンパンの辛甘度
シャンパンの味は添加する砂糖の量によって調整され、辛口から甘口まで6段階。この砂糖添加(ドサージュ)が多ければ多いほど甘いシャンパンになるということです。
(辛い)
- エクストラブリュット(extra brut)
- ブリュット(brut)
- エクストラセック(extra sec)
- セック(sec)
- ドゥミセック(demi sec)
- ドゥ(doux)
(甘い)
一番辛いシャンパンがエクストラブリュット、甘いシャンパンがドゥと呼ばれます。エクストラブリュットには砂糖無添加のシャンパンもあります。ドゥからドゥミセックまたはセックまでが甘口、やや甘口のシャンパンと言えます。
3.色は2種類
シャンパンはワイン同様に赤と白の2種類の色があります。白シャンパンでも、使われているぶどうの種類によって名前が違っていて、風味も随分違うそうです。
赤いシャンパン、ロゼシャンパンは黒ぶどう(ピノ・ノワールとムニエ)の皮を漬け込んで色を出すマセラシオン法。こちらは製法が特殊で難しいらしく希少価値があるということで、美しい薔薇色は多くの人を魅了していますが、手が届きにくい値段です。
もう1つの方法に、赤ワインをブレンドする方法(アッサンブラージュ法)があります。日本で安価で出回っているシャンパンのほとんどはこの赤ワインブレンド。アッサンブラージュ法はワイン法で禁じられていますが、シャンパーニュ地方のみ許可されているのだとか。
その中でもマセラシオン法でロゼにした「ピンク色のドンペリニヨン」、つまり「ピンドン」はマニア垂涎のシャンパンなんですね。1本数万から数十万円は当たり前の世界でしょう。それをホストクラブで注文すると…とんでもない料金になりますね。
厳選!おすすめ甘口シャンパンで人気なのはこれ!
※ボトルは750mlの値段です。
・モエ・エ・シャンドン モエ アンペリアル
参考価格:4,270円
シャンパンと言えば、モエ・シャンドンと言われるほど世界的に有名なシャンパンのブランド。
ただ甘くての飲みやすいだけではなく、芳醇な果実の香りが人気で、いろんな料理にも合うと評判です。シャンパン選びに迷ってる方や、シャンパン初心者の方にもモエはおすすめです。ロゼとセットで飲み比べもいいですね。
フルーティーで飲みやすい定番のモエシャンパンは、女子会やパーティーにもぴったり、プレゼントとしても喜ばれます。プレゼント用なら少し高くなりますがボックス入りもあります。
・ヴーヴ・クリコ ホワイトラベル ドゥミセック
モエ・シャンドンに並ぶ老舗のシャンパンブランド「ヴーヴ・クリコ」。フルーティーで少し酸味の残る爽やかな甘みが飲みやすいシャンパン。
デザートと一緒に味わうシャンパンにもありですね。
・ランソン・アイボリーラベル ドゥミセック
成熟した果実とシナモン、はちみつの香りは、また1つ大人になった気分に。ただ甘いのではなく、酸っぱさの後に甘みが広がる味わい深いシャンパン。
フルーツやスイーツなど甘い物はもちろん、アジア料理にも。