冬の感染症の中でも感染力が高く、一番警戒されているのがインフルエンザですね。小さい子供さんや高齢の方は重篤化する恐れもあるので、特に注意が必要です。
そのインフルエンザの予防法として手洗いうがいは基本ですが、普段の生活でその他にもできることがいろいろあります。
今回はインフルエンザの感染を防ぐために、予防接種の目安時期をはじめ、普段の生活で取り入れたい予防法など対策としてできる事をまとめてみました。
予防接種の時期の目安と料金について
インフルエンザを予防するには、普段のうがい手洗いが第一ですが、予防法としては予防接種が一番確実でしょう。
ただインフルエンザの予防接種は、インフルエンザを完全に予防するのではなく、感染してしまっても重篤化するのを防ぐものです。予防接種したけど、インフルエンザにかかってしまうこともめずらしいことではないようです。
インフルエンザ予防接種を受ける時期の目安は?
インフルエンザの接種時期ですが、インフルエンザとは例年11月から4月頃までに流行する感染症です。
ですので予防接種は10月から予約するのが望ましいでしょう。13歳未満の子供の場合は2回接種する必要があります。1回目を接種後、2回目は2週間から4週間後に受けます。
インフルエンザが猛威を奮う11月までにすべての予防接種を終わらせておくことが理想的。
利用者が多い医療機関の場合は、ワクチンの入荷のお知らせがくるとすぐに予約で一杯になり、入荷した分すべてなくなってしまう場合があるので、早めに予約することをおすすめします。
インフルエンザ予防接種の料金は?
インフルエンザの予防接種は自由診療になるため、医療機関によって料金が違います。詳しくは予防接種を受ける予定の医療機関で問い合わせてください。
目安としては13歳以上(1回接種)が平均して3500円ほど。5000円以上必要な医療機関もあります。13歳未満から乳児(6ヶ月)の場合は、2回接種の合計で6000円から7000円。65歳以上の場合は、自治体の補助により無料または2000円程度で済む医療機関も。
また生活保護世帯や、何らかの自治体の支援を受けている世帯にも補助がある場合があります。こちらもお住まいの自治体に問い合わせてみましょう。
予防に効果的な食べ物
インフルエンザの予防は、生活習慣にも大きく関わってきます。不規則な生活や偏った食生活では免疫力を高める栄養素が不足し、インフルエンザに罹りやすい体になるおそれが。インフルエンザの流行時期だけではなく、普段から栄養のある食べ物を積極的に摂り、内側からインフルエンザに負けない体を作りましょう。
・肉、魚、大豆などのタンパク質
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忘年会などで飲み会が続く日でも、タンパク質が豊富なおつまみは居酒屋にたくさんあります。肉や魚はもちろんのこと、大豆は冷奴や枝豆などを注文して、バランスよく食べましょう。
・魚のビタミンD
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普段から魚を良く食べ、外出して日光に当たるようになれば、ウイルスに負けない体になりますね。
・ビタミンA、C、E
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緑黄色野菜やレバーには、免疫機能を高めるビタミンAが豊富に含まれています。また果物やピーマンにはビタミンCが、ナッツ類にはビタミンEが豊富に含まれています。サラダ、ジュース、ヨーグルトとナッツなど食べ方は様々。
・ヨーグルトなどの発酵食品
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・ショウガ
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さらにショウガには、人間の粘膜にある抗ウイルス物質を活性化させる働きもあるそうです。
・納豆、山芋、めかぶなどのヌルヌルしたもの
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ムチンは他にも里芋、明日葉などに含まれています。めかぶ、ワカメ、昆布などの海藻類に含まれるヌルヌルはフコイダイン。フコイダインにはインフルエンザウイルスの感染防止に効果があると期待されています。
湿度管理がなぜ重要か?
インフルエンザの予防法の1つに、湿度管理をしっかりすることが挙げられます。
インフルエンザウイルスは比較的乾燥に強い上、逆に人間は乾燥した空気では喉の粘膜が弱くなってしまいます。空気が乾燥しがちな冬にインフルエンザが流行するのはこのためでもあります。
さらにインフルエンザウイルスは、温度と湿度が高い環境では長く生きていられません。インフルエンザ予防には、部屋を暖かくし、相対湿度(その空気に含むことができる最大の水分量に対する実際に含まれている水分量)が40%以上が好ましいとされています。
冬の時期には暖房器具は欠かせませんね。一昔前までは、暖房器具として一般的だったのは石油ストーブ、ファンヒーターでした。これらの開放型の暖房器具は、水蒸気が発生していたので、自然と相対湿度も高かったのですが、水蒸気が発生しないエアコン、電気ストーブが台頭するようになってきました。
加湿機能も備わっている暖房器具を使ったり、加湿器と併用することをおすすめします。洗濯物を室内で干して湿度を上げる方法もありますが、効果はそれほど期待できないようです。
やはり効果的なのは加湿器でしょう。しかし湿度が高すぎると今度は窓の結露やカビが発生しますので、湿度計を見ながら調整して行きましょう。
おすすめのインフルエンザ対策グッズ
・温湿度計
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インフルエンザウイルスは、温度と湿度にかなり深く関わっていますので、温室時計があれば室温や湿度の調節もしやすいですね。自宅で、職場で温度と湿度が一目で分かるデジタル式が最近は人気のようです。
・マスク
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この時期に限らず、外出時にはマスクが欠かせないという人も多いですね。最近ではインフルエンザの季節になると、大人から子供までマスクをするようになりました。
マスクだけで完全にインフルエンザウイルスは防げるということではないですが、してないよりは菌の侵入を防げるはずです。
・アレルシャット ウイルス イオンでブロック
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顔にシュッとひと吹きするだけで、陽イオンポリマーが顔全体を多い、埃やウイルスをガードします。マスクでは防ぎきれない部分はこれで防御しましょう。
・ポータブル加湿器
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加湿器も持ち運びができる時代。ペットボトルやコップに装着するだけで加湿器に大変身します。
加湿時間は約3時間ですが、その間だけでも充分にインフルエンザウイルスを減らすことができるでしょう。電源もACアダプターの他にUSBがあるので、どんなシーンでも大活躍です。
・うがい薬、消毒液
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家から帰ったら、うがい手洗い。基本ですね。外に出れば喉にウイルスや雑菌が入ってしまうのは仕方がないことです。うがい薬で喉の殺菌をすると効果的でしょう。
以前はうがい薬はイソジンが一般的でしたが、着色やあの独特な後味がダメという人もけっこう多いですね。最近は無色でミント系に味のものが人気のようです。
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